子宮は6週間後ほどにはもとの大きさに戻り、出産による性器の傷は会陰切開をした人でも3週間ほどで戻ります。(あくまでも目安ですが)
産後の病気で、マタニティブルーや子宮復古不全というものがあります。
マタニティブルーというのは、簡単に言えば鬱状態の事です。産後2〜3日目になるとわけもなく涙が出てきたり、家族のちょっとした言葉が気に障り落ち込んだりすることがあります。特に、性格的に責任感の強い人や完璧主義の人はマタニティブルーになりやすく、育児ノイローゼに移行することもありますので充分に気をつけてください。
子宮復古不全ですが、子宮は出産間近になると胃の高さまでふくらみます。それが分娩のために胎盤が外に出ると大きく縮み、へそ下5〜6センチという小ささになります。何時間か経つと、一旦収縮する力が弱くなり産後12時間くらいになると、へその高さまでに戻ります。その後はまた縮み続け、元の妊娠前の大きさに戻るのは約6週間後くらいになります。このように、子宮が元の大きさに戻ることを子宮復古といい、この期間は産褥期といいます。この時期に子宮の収縮が十分でないと、子宮復古不全となってしまいます。
産後は妊娠中と同様に、鉄分を出来るだけ多く摂取するように心掛けてください。生理が始まれば、体が疲れます。
夏場は汗をかくと、鉄分が失われますので、レバーや納豆など鉄分を含んだ食品を積極的に食べる事をおススメします。
妊娠中での食事量は通常と比較してかなり多めになります。
これはホルモンの関係があり、お腹の中の赤ちゃんの分栄養を余分に摂取する必要があるのですが、出産後でも食生活というものはすぐに変えられるものでは無いですし、急激な変化は体調にとっても悪影響となります。
また、食事量を減らしすぎると母乳にも影響が出てしまいそのあたりのバランスを取ることがとても難しいといえるでしょう。
ゆっくりと食事量を減らしていき、理想的な状態に近づけていく事が大切です。
また、母体だけでなく赤ちゃんのカラダにも注意しましょう。
お母さんは手洗い、うがいを励行します。お祝いでいらしたお客様には抱きすぎ、あやしすぎは控えていただきましょう。赤ちゃんは毎日沐浴させ、肌着や寝具も清潔にしておきます。これは、赤ちゃんの病気予防に欠かせない項目ですね。